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2006年1月 7日 (土)

リラックスしてヤングマン


レイザーラモンHG
去年後半、TVに出倒し、正月番組にも全然言祝ぎ(ことほぎ)状態じゃなく「は〜い、場が全然読めませ〜ん」とレイザーラモンHGが出倒していた。

あれだけ濃いキャラだと、出オチに近い状態で、最初は受けるんだけど飽きられるのも異常に早い。去年の段階で「今年いっぱいだな」と言われ続けていた。


で、新しい方向を模索しているのかレイザーラモンHGが2月に「ヤングマン(YMCA)」で歌手デビューらしい。

あと1カ月後の状況がどうなっているかは不明ですが、ワイドショーでは「あの西城秀樹さんの青春ソングをレイザーラモンHGがどう歌うんでしょうかね?」みたいな事を言っていた。

まるで西城秀樹がオリジナルかのような言いっぷりで。

ベスト・オブ・ヴィレッジ・ピープル
この曲、もともとヴィレッジピープルというグループが歌っていた曲で、そのグループってのが思いっきり「リアルHG」な方々でやんす。

あとピンクレディ(渋谷哲平も)カバーしていた「イン.ザ.ネイビー」なんて曲もありますが、どの曲もHGな方々が幸せに暮らせる理想郷なんかを歌っていたと言われるので、実はレイザーラモンHGが歌う方が西城秀樹Ver.より正しい解釈なのかも知れない。(実は西城秀樹もそっち方面ってオチはないよね?)

「YMCA」ってのは一般的には「Young Men's Christian Association」の略で日本語では「キリスト教青年会」なんだけど、この曲が作られた1970年代中期は「若者向けの安価な宿泊施設YMCA」→「ゲイが多く集まる場所」ということでゲイの間では「ゲイの集合場所・ゲイの聖地」みたいなスラングになっていたのだ。

ピンクレディは「In The Navy」という曲を「ピンクタイフーン」として歌っていたけど、原曲は「海軍の中で」というタイトルで、もちろんそっち関係の方々が多いので...てな内容。


HIDEKI 70’S
そういう意味で西城秀樹Ver.の歌詞を再度聴くとかなり印象が変わる。

「もう悩むことはない」と慰め「ほら見えるだろう君の行く先に楽しめることがある」とか「若い時はやりたいことは何でも出来る」と背中を押す、「プライド捨ててすぐに行こうぜ」「俺と行こう」と、あっちの世界に引きずり込もうと考えているとしか思えない歌詞。

この曲を老若男女が笑顔で踊っていた1970年代末って、凄いっす。かの「ザ・ベストテン」ではあまりの人気に得点表示板の最高99999点を超えてしまった事もある。(1979.3.8初登場、翌週3.15から5.10まで9週連続1位)


ザ・スタイル・カウンシル~ユニバーサル・マスターズ・DVDコレクション
そっち方面って事では、ペット.ショップ.ボーイズとかスタイル.カウンシルなんかも男二人組だけどラブリーカップルだったらしい(ワムも?)。

ペット.ショップ.ボーイズの代表曲「Go West」なんかも、そっち方面の方々の理想郷へ行こうぜ!という趣旨だったと言われている。この曲は、ジャニーズ関係がよくLIVEとかでカバーしているらしいんだけど、いいんですかね?ジャニーさん。


あと、ココリコミラクルタイプなんかでお馴染みのフランキー.ゴーズ.ハリウッドの「リラックス」もそっち方面の曲ってので有名っすね。(メンバー全員がゲイ)

以前「レムリア」というレモン飲料のCM で「深呼吸してから飲みましょう」というコピーと共にこの曲が流れていた。
もっともこの曲で歌われているリラックスとは「さぁケツ出しな、そんなに緊張すんなよ、気を楽にしてりゃ、そんなに痛くないぜ」って意味。イギリスBBCを初めとして多くの国で放送禁止の曲なんすけどね。

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