2013年3月24日 (日)

25年

年始に録画したままだった1月最初の「MUSIC STATION」の2時間スペシャルを見ている。


昭和の恋うた40位〈チェッカーズ『I love you, SAYONARA 』〉

スペシャルとか言っているけど、実際には過去の映像で勝手に「なんとかんとかベスト50位!」とかやっている再編集番組。
今回は「昭和と平成の恋うた40位」という事で、昭和の曲、平成の曲をそれぞれ40曲ずつ、計80曲をカウントダウンするという企画。
オープニングの挨拶があって、すぐに編集されたカウントダウン映像が始まる。そこでのナレーションは司会者の竹内由恵ではなくすでに編集で入れられた別のアナウンサーのモノ。
で、一気に20曲ほどが紹介され、そこでタモさんと竹内さんが出てきて短い会話をして、さらに次のカウントダウンが始まる。そしてこの番組は通常時と同じように客席に多くの人が座っている。
その客って編集されたビデオを見るだけで退屈じゃないのかな?と思った事もあるけど、これって恐らく通常営業の番組収録の時に、その箇所だけあたかもビデオを見終わった後のように録画した物で実際には極々短い拘束時間で収録されたモノなんだろうなあ。

で、昭和の恋うた、平成の恋うたを聞いていて感じるのは、昭和のうたは「悲しい歌」が多いという事。
歌のテーマが、別れの瞬間、別れた恋人をぐちぐち思い出す物が非常に多いという事。あるいは別れの瞬間など悲しみを表現する曲が多い。それに対して平成の恋うたは、目の前にいる恋人に「こんなに愛している」と宣言する内容だったり、出逢えた幸せを歌ったり、もう絶対に離さないよと語りかけるような曲が多い。

もちろん逆のパターンもあるけど、全体的な印象でそんな感じ。そして昭和から平成に変わる周辺の曲は徐々に甘いラブソングが増えている。
ずっと前にもそれを感じた事があって「これはカラオケ文化が曲の傾向を変えたのではないか」と書いたことがある。カラオケで彼女・彼氏の前で歌うための使える曲として。
個人的には昔、ヒットしている悲しい曲に対して「なんで人を悲しい気持ちにさせなきゃいかんのだ!」と感じですごく嫌いだった。
と言いつつ自分が作る曲も悲劇テーマが多かったような気がする。

最初「平成と昭和の曲を分けるのってどうよ」と瞬間思った。というのも自分の中で「平成になってまだ日が浅い」とかイメージで思っていたんだけど、もう25年目なんだよね平成。今さらだけど。
で、昭和のラスト25年って考えると昭和38年から昭和63年までって事になるワケで、昭和38年にも日本の歌謡曲は存在していたけど、ポップスに至っては洋楽の日本語版がまだ主流でオリジナルは模索している真っ最中で、今から振り返ってみるとまだ形になっていない状況。

今回の「昭和の恋うた」でランキングされた曲で古いのが昭和45年西城秀樹の「傷だらけのローラ」、昭和48年かぐや姫「神田川」小坂明子「あなた」って所。
自分の記憶で言うと、1980年の段階で1970年の歌なんて古くさすぎてギャグでしか存在出来ない感じ、1960年頃の歌なんて古いよりもっと古いイメージだった。
そう考えると、昭和のうた、平成のうた、として二つの時代のポップスを語る際に、すでに平成の方がポップスの歴史が長いって感じかも知れない。
なんせ、第二次世界大戦で日本国中が焦土と化しボロボロになった昭和20(1945)年から25年後って、大阪万博のあった昭和45(1970)年だもんな。時間の感覚って不思議。
現代社会は時間の速度が異常に速くなっていて…、みたいな事を言われる事もあるけれど、実際の事を言えば昔の方が怒濤のスピードであれこれが変化して目まぐるしく変わっていたんじゃないかと思う。

平成になってからの25年はほとんどの時間が「不況」というキーワードで停滞せざるを得なかったのかも知れないけど、この変化していないというのも不況の原因かもしれない。
もっと激しく世の中が変化する事を期待するのだ。
ちなみに昭和の恋うた1位はサザンオールスターズ「いとしのエリー」、平成の恋うた1位は福山雅治「桜坂」という「ヘェやはりその辺なのね」程度の感じ。このMステの企画って、後半の上位に行けば行くほど当たり前になってつまらなくなる。

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2013年3月23日 (土)

10年

なんとか単行本の編集が一段落。という事で、なんとなく去年から続いていた怒濤の日々に一段落付いた感じ。


文章と関係なく〈さよならポニーテール『無気力スイッチ』〉

昨年末から新年に掛けて作詩5連発という感じでワッセワッセ!と大掃除も年賀状書きもせずに作業を続けて「ヨッシャ終了!」と安堵したタイミングで、静岡新聞社出版から「雑学単行本を出しませんか?」というオファーがあり、企画出しから編集からイラスト描きまで一気に走り抜けて、気が付いたら3月もラスト1週間という事になっていた。
その間に他の仕事もガンガンあったので、もう生活は二の次。
この3ヶ月の記憶、仕事をしていた事以外にほとんど無い状態。

という事で、今さらながら昨年末にやらなければいけないと思っていた大掃除を「小掃除」程度にちょろちょろとやっている。
掃除と言っても、部屋の中にあるモノの絶対量が多いのでどんな頑張ってもサッパリ綺麗な部屋にはならないとは思う。
でも、基本的にオタク部屋的なモノを大量にディスプレイしてその中に埋没するというタイプの部屋は大嫌いなので、実際にあるモノの量が感じないような収納を心がけている。
心がけていると言っても、目に見えないようなクローゼットの中はトンデモない事になっているけど。

で、色々と片付けている内に本棚に差してあった2003年の雑誌「non-no」を発見した。実はこの「non-no」に原稿を書いている。初めて出版社から依頼されて原稿を書いた物がこれに掲載されている文章で、ちょうどトリビアのブームの真っ最中で、それに合わせて「non-no」でオシャレな東京デートスポットを紹介するついでに「東京トリビアスポット」と称して雑学を羅列するって事で原稿を依頼されたモノ。
そうかここからすでに10年かあ、と思ったんだけど、その10年前に最初の単行本『知泉(二見書房)』が出ている。なんだかんだあって10年でここまで来ました。

この10年前というのは自分にとって、どうしょうもないほどのドツボにはまって「俺はダメだ、このままじゃダメだ」と生活も精神も袋小路に落ち込んでいた時だった。
そこから脱却しなくちゃ!とあがいて「まず行動だ!」と、仕事的にもかなりハードな時期だったのに無理して「似顔絵展を開催する!」と宣言して、半年ほど前からブログで連日似顔絵を発表して、それを大きなサイズに出力して100枚以上をずらっと展示するイベントを企画した。
この似顔絵展は静岡新聞にも取り上げられたけど、成果としてはイマイチで自分的にはダメだなあと肩を落とすような状態で幕を閉じた。

が、この自ら動くという事が空気を動かしたのか、そのイベントが終了した直後、いきなりメールで「単行本を出しませんか?」という話が出てきて、色々な事が転がり始めた。
実はその単行本の依頼があった瞬間はまだトリビアブームが起こっていなかったけど、編集を始めたタイミングで番組がゴールデンで始まり、あれよあれよと視聴率30%越えで話題になり、9月に「知泉」単行本が発行された時にはブームが最高潮となっていた。
で、同じタイミングでテレビ「虎ノ門」での蘊蓄王選手権で某タレントさんが雑学を丸暗記してどーこーという話題に巻き込まれ……。

1つの動きが無関係なハズの色々と関連づけられて転がっていくという経験をしたのが、もう10年前。ここから「とりあえず自ら動かないと何も動かない」と痛感しました。と言いつつ、今やっている作詩も、単行本も、さらにラジオで喋るのも自分発案ではなく流されて今に至っている気もしますが。
10年前には想像も付かない場所に立っています。と言っても未だに「どうだ!」という結果は出せていないけれど、なんとか積み重ねてきたモノが意味を持ってきたと言う感じです。
という事で、今年がまさに正念場。暑苦しいぐらいに前向きで行きます。

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2013年3月22日 (金)

79歳の初音ミク

作曲家生活50周年の彩木雅夫さん(79)。
森進一「花と蝶」、クールファイブの「長崎は今日も雨だった」、殿さまキングス「なみだの操」など自分にとっても物心付いた頃からプロ作曲家としていた人。
その大ベテランが去年の7月31日にニコニコ動画に「まさP」名義で『花はかざれない』と『恋は1970』という初音ミクが歌うボカロ曲をアップしていた。



先日は冨田勲さん(81)が初音ミクとオーケストラがリアルタイムで共演するってのをNHKで特集したのを興味深く見たんだけど、あっちは元々電子音楽畑の人なので「常に時代を転がしている」という感じだったけど、こっちの衝撃は凄い。
言ってみれば、演歌系の古いタイプの作曲家で凄く保守的な人という勝手な思い込みがあったから。
しかもアップされた曲が古いと言えば古いんだけど、最近のありがちな「昭和歌謡テイストで、それっぽい感じで」作った曲じゃなく、どっぷりと昭和歌謡してて、しかもいい曲という衝撃。
最近になって作られたような昭和歌謡的な曲というのはパロディとしてよく出来ていると思うこともあるんだけど、やはりどこかがパロディの域を脱していないと言うか、小さくまとまっている。
それに対してこの2つのボカロ曲は単純に良い曲。で、しっかりと昭和歌謡。
『花はかざれない』のラテンテイストはブラスの場末感も、音のスカスカ具合とベースの動きがムチャ気持ちいい。あとコンガも無駄のない仕事しています。なんでかんで音を埋めれば良いってワケじゃないお手本のような曲。
そんでもって2番が終わった後のサンタナ系ギターの泣きっぷりがゾクゾク来ます。


『恋は1970』はウォンチュー系の、ズッチャカチャカチャー♪というベースがぐいぐい来ます。メロディとベースのハマリ方が「プロには敵わない」という感じで、サビからAメロに戻る時のテケテケ系ベースも無駄なくカッコイイ。なんだよこの79歳!
曲の中では「ナイティンセブンティン」と歌っているけど、タイトルの読みは「いちきゅーななぜろ」と言うのもオシャレ。
間奏でチェイスの「黒い炎(Get it on)」がいきなり顔を出すのもニヤリ感アップ。生演奏で聞いてみたい。
でも79歳になってもこういう事が出来る人ってやっぱりカッコイイ。
その根底には「音楽が好き」や「物を作るが好き」という部分があるんだろうなぁ。
長く創作を続ける秘訣は? みたいな質問はあると思うんだけど、単純に「好きだから」なんだと思う。
こういう先輩がいる限り、自分なんか永遠のガキとして音楽を追究していける気がする。
本気でありがとう!大先輩。

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2013年3月15日 (金)

佐野元春 ヤングブラッズ

似ている曲というお話を時々していますが、佐野元春は色々なアーティストにインスパイヤされて、色々なエッセンスを曲の中に散らし続けてきた。


佐野元春 ヤングブラッズ

それを聞いていると「あ〜ルーツはここにあるのね」的なニヤニヤ感が止まらない。
そんな感じはどのアーティストにだってあって、桑田佳祐も時々モロに出ていたり、山下達郎とか大滝詠一なんかもルーツミュージックをどのように構築し直すかという部分で自分の音楽を創り上げてきた。
それらを人は「パクリ」という時もある。
でもそれ言いだしたら音楽なんて存在しないじゃんとか思っちゃうのだ。やはり音楽を始めた動機の一つに「あんな音楽やってみたい」という部分の純粋なガキ時代が存在しているんだからしょうがない。
でも佐野元春の場合、ある時「え?それあり」と思ってしまった事がある。今でも佐野元春は好きで新譜もリリースの度に買っているアーティストなんだけど、それは……と思ったのは「ヤングブラッズ」という曲。

The Style Council「Shout To The Top」

この曲、聞いて貰うと分かるんだけどポール・ウェラーのユニット「スタイルカウンシル」の「Shout To The Top」にかなり似ている。インスパイヤと言っていいのか不明ぐらいの感じで、当時かなり物議を醸し出した。
で、何故か当時、佐野元春はスタイル・カウンシルに御執心だったのかアルバムのイメージまでソックリにしてしまった。しかもタイトルまで似せて…

佐野元春『カフェ・ボヘミア』スタイル・カウンシル『カフェ・ブリュ』
20130315
それ以前はブルース・スプリングスティーンだとかポリスだとか色々言われていたのが、ここに来ていきなりポール・ウェラーかあと思った。
当時、佐野元春の熱狂的だったファンの女の子は「Shout To The Top」を聞いて、あまりのショックにファンを辞めてしまったというのを間近で見た。そういう意味でかなり衝撃的な激似曲ということになる。
もちろん「ヤングブラッズ」にはヤングブラッズなりのカッコイイ部分もあるし、ポール・ウェラーでは出せないニュアンスも持ち合わせているとは思うけど、どうしちゃったんだ佐野ちゃん!と当時マジに思っていた。

ビートたけし・松方弘樹「I'll Be Back Again... いつかは」

そしてそこからさらにインスパイヤされたのが「元気が出るテレビ」の中でビートたけし・松方弘樹が歌った「I'll Be Back Again... いつかは」という曲。
作詞は作詞:関口敏行&伊藤輝夫(テリー伊藤)で 作曲はBABAと言う、なにやら覆面作曲家っぽい人。コノ手の企画盤のクレジットでは時々名前を隠して曲を作る人がいるけど、そのパターンかも知れない。
こっちは、テレビの企画のお遊びって感じでそんなに叩かれたり話題になったりはしなかったけど。

佐野元春「インディビジュアリスト」

佐野元春のポール・ウェラー趣味はそれだけに収まらずに、アルバム『カフェ・ボヘミア』に収録された「インディビジュアリスト」もちょいと物議を醸した。
「インディビジュアリスト」は直訳すると「個人主義者」っつー事なんですが、スタイル・カウンシルのアルバム曲に「インターナショナリスト」という正反対の「国際主義者」を意味する曲がある。
この辺りになると、確実に「ネタ」として分かり易いようにタイトルまで意味を持たせている感じがある。こっそりパクろうとするのならもっと巧妙に違う方向にニュアンスを向けると思うので。でも真意はよく分からない。

The Style Council「Internationalist」

ポール・ウェラーはかなり左な発言が多かった人らしいんだけど、佐野元春的にはそれを批判的に捕らえていたのか、それのアンサーソング的なイメージもある。
でも改めて聞き比べると「う〜〜〜〜ん」と考え込んでしまうような感じ。佐野ちゃん、どーしちゃったのさ。

米米CLUB「KOME KOME WAR」

で、実はその「Internationalist」を別の形で料理したのが米米CLUBの「KOME KOME WAR」という曲。この曲はPVもデタラメに凝っているんだけど、曲の邪魔になるぐらいに凝っているのでライブ映像で。
しかし見事なくらいにバブリーだよなあ。
ちなみにこの曲を「夜のヒットスタジオ」恒例の他の歌手が歌って紹介コーナーで、細川たかしが「コメウォーコメコメウォーコッコメウォー♪」と歌うべき箇所を「コメウォーオメコメウゥーオッコメウォー♪」と関西では大騒ぎになるような歌い方をしていました。

でも今流行っている曲に似てしまうのはインスパイヤとは言わないかもね。

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2013年3月14日 (木)

口パク禁止

フジテレビの音楽番組を担当するきくち伸プロデューサーが「フジの歌番組では口パクはNGとしました」と宣言した。


海外の歌番組で....
これはある意味、英断だなあとは思う。もっともフジの音楽番組は今「僕らの音楽」と「ミュージックフェア」と、音楽絡みでは「新堂本兄弟」ぐらいしか無いので、あまり大きな話ではないような気もする。あと「FNS歌謡祭」。
昔みたいな「夜のヒットスタジオ」みたいな番組自体が生放送という場合は口パクは凄い話になりそう。セッティングや音合わせ的な部分で凄い事になる。
80年代の歌謡界ではほとんどが生歌で、海外スターはほとんど口パクというのが常識のようになっていて、夜のヒットスタジオに出演する洋楽歌手はどう見ても口パクで、曲がフェイドアウトする際にまだボーカルが流れているのに歌うの辞めて手を振ったりしていた。

この「口パク禁止」でネットで騒がれているのは恐らく「AKBとかあの辺どーすんの?」って事かもしれないけど、AKBも100%口パクではなくちゃんと歌っている時もある。それは歌のクオリティの関係で分かるし、以前はバンドバージョンと称してヘビーローテーションを演奏した時は、音も歌もグズグズだったので「あぁちゃんとやっているんだな」という事が分かった。
口パク禁止に関しては昔からNHK「紅白歌合戦は口パク禁止」と言われていて「だからあのグループは人気があっても出演しないんだ」とか言われていた。あるいは「紅白の時は異常に歌が下手」とか言われる歌手もいた。

ミリ・ヴァニリ「Girl You Know It's True」グラミー賞にて

アメリカの歌番組では口パクに異常にキビシイとパックンが先日話をしていた。最近ではビヨンセが国歌斉唱が口パクだったと叩かれている。
と言うのも、口パクで事件が起こっているから。
1990年に『ミリ・ヴァニリ』という2人組のダンスポップユニットがヒット曲を連発した事でグラミー賞の最優秀新人賞を受賞している。が、受賞後にその二人は口パクどころは元々歌さえ歌っていないという事が発覚して、賞を剥奪されている。
元々このグループはドイツで結成されているが、プロデューサーが抱えていたボーカルと見栄えがいい二人がフロントマン(顔)にしたエンタテイメントチームのつもりで結成したがフロントの二人の見栄えの良さと、ダンスなどのエンタメ性が話題になり、いつしか2人グループとして認知されたままアメリカデビューしてしまったという物。

この口パク(というか当て振り)がばれてしまったのは、グラミー最優秀新人賞を受賞した事で二人が増長して色々自分勝手な事を言い始めたために、プロデューサー自ら「あれは全部影武者が歌っている」と暴露してしまったという物。
賞を剥奪され、芸能界から干されるようになった二人は自らの名前で「ロブ&ファブ」として再デビューするが歌唱力は冗談以下で笑い物になる。さらに影武者が「リアル・ミリ・ヴァニリ」としてデビューするが最初話題になっただけで消えていった。

一部では「口パクつっても、元歌は本人が歌っていて、それに合わせて歌っているフリしてんだからいいじゃん」という意見もあるけど、最近はレコーディング技術の進化によってスタジオで歌った「かなりゆるい」ボーカルをデジタル加工して、ふらついている音程を補整して音痴を直し、無意味に揺れているリズムをノリノリに変化させる事も可能。
つまり本人が歌っているけど、実際には歌えていない場合もありうる。
そう言う場合はどうするんだろうね。

AKB48「真夏のSounds good!」2012レコード大賞

あと口パクかどうかで難しいのはAKB48みたいに50人とかのムチャなグループの場合、本当に50人に生きているマイクを渡して歌わせることが出来るかという事。ミキシングの人大変そうだ。
ちなみに昨年末のレコード大賞では人数分のマイクを揃えるのがやはり大変だったみたいで、お揃いのマイクではない。その中で、歌唱力に問題のあると言われている篠田麻里子様のマイクはSONY-F600というちょっと古い形の物で、1996年の電波法改正により使用不可となっている40MHz帯のマイク。つまり現時点では使えない物...つまり。
その点、SMAPは毎回、中居くんのコンディションによって歌が違うので生で歌っているって事がよく判る。

口パクと同様に演奏しているように見せかけて演奏していないバンドはどういう扱いになるんだろうか。洋楽ではモンキーズ(初期)とか。
ゴールデンボンバーはその「実は演奏していません」というのが売りになっていたし、最近は最初から演奏フリも放棄しちゃっているけど。
かつてジャニーズにいた男闘呼組なんて、初期は演奏していなかったんじゃないかという状態で、ザ・ベストテンの演出で雨が降る場面、キーボードにビニールシートが掛けてあって演奏していたり、歌前に感激するような事があってギターを弾いている途中で涙を拭った時もギターが鳴っていたとか、色々ありました。

ZNOE「大爆発no.1」PVだけど実際もこんな振り付け

先日、完全解散を宣言したZONEなんかもデビュー当時すでに「演奏していない」を開き直った状態で、「大爆発no.1」なんて曲ではドラムは立ち上がってスティックを振り回して踊っていたし、ギターベースもリズムをろくに刻まないで「ナンバーツー」の箇所でVサインをしてみたり、ラストはドラムもステージ中央に出てきてポーズを決めたりと、完璧にゴールデンボンバーを10年前にやっていた。
さてはて「口パク禁止」というのが音楽番組をどの様に進化させていくのか、は興味ある所です。

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2013年3月13日 (水)

小沢健二「ラブリー」

小沢健二の名作アルバム『LIFE』に収録されている名曲「ラブリー」


小沢健二「ラブリー」

歌手として評価すると、声が細くてなんつーか時々恥ずかしくなるような部分を持っているんだけど、それが楽曲によく似合っていてオザケンワールドの中ではこの声が歌唱力が大正解になっている。
雄弁すぎる歌詞にエッジの利いたいわゆる渋谷系とカテゴライズされた音楽のど真ん中直球の曲は、1994年のリリースからあっという間に19年も経ってしまったが、未だに古びないこのオシャレなセンス。

時代的にはバブル崩壊直後だけど、まだまだバブリーな空気が濃密な時代で、小室サウンドみたいなリズムでグイグイ来る曲が多かった時代に、オッシャレーなサウンドで僕らのハートはノックダウンされちゃったのさ。
他にはこの頃、オザケンはスチャダラパーとの「今夜はブギー・バック」とかCM曲「カローラIIにのって」とか話題作がいくつもあって、自分もかなり影響を受けた。

倖田來未「ラブリー」

で、この曲、最近になって倖田來未がカバーしている。カバーアルバム『Color the Cover』収録曲として。
それを聴いて「確かに歌唱力では倖田來未の方が何倍も上なんだろうけど、何か聴いていて全然楽しくない、ウキウキした感じがしない」と思ってしまった。
アレンジがそれほど変化していないって事もあるんだろうけど、なんか歌自慢の人がカラオケで歌っているような気持ちになってしまった。
イヤ、充分に倖田來未Ver.も商品としての価値がある作品ではあると思うんですが。

大橋トリオ「ラブリー」

ここ数年、カバーというものが一つの音楽ジャンルとして成立して、それなりに売れている。
井上陽水とかもカバー曲だけのアルバムを作っていたけど、この流れを最初に作ったのは稲垣潤一っすかね?
他に中森明菜もシリーズで出していたし、最近では徳永英明がカバー専門歌手的な状態。
でも個人的にはあんまり歓迎しない。
別にオリジナルの曲を作って歌うのが偉いとか思わないんだけど、オリジナル曲にはほとんどの場合が勝てない、勝てていない、気がする。
だからアルバム単位でカバー曲をたっぷり聞かされるのは個人的には苦手。アルバムに1曲か2曲ぐらいカバーが入っているのはアクセントとして面白いとは思うんだけど。

jackson vibe「ラブリー」

そのカバーも、原曲とほぼ変化のないアレンジの「これカラオケ?」みたいな場合と、原曲から無闇と離れようと考えすぎてトンデモなアレンジにしちゃう場合もある。
なぜカバーしようと思ったのか、なぜこのアーティストがやる必然性があるのか、どれだけ他人の曲、他人のイメージが染み付いた曲をそのアーティスト側に引き寄せているかってのが自分の場合、気になってしまう。面倒くさい聴き方だとは思いますが。
楽曲を作る場合、プロのライティングとして「歌う人」を中心に曲が作られる。その歌手に合っている世界観か、メロディ回しがその人にとって気持ちいいかなど、色々な要素でもって組み立てられている(最近の曲はそんなに深くないのかもしれないけど)。だから他人のイメージで作られた楽曲を別人が歌う段階でハンディがある。耳慣れた曲だから受け入れられ易いって事じゃなく、ハードルは高いんじゃないかと。
そんな事を倖田來未のラブリーを聴いて再び思ってしまった。

Michelle143「ラブリー」

で、このラブリーは意外なほど多くの人にカバーされている。
それだけ多くのひとの心を捉え、さらに自分の世界観の中に取り込みたいと感じさせる名曲なんだと思う。メロディーの持つ柔らかでしなやかさ、緩急のある素敵な展開がサビへスッと向かっていく、それに歌詞がほのぼのと穏やかに深い感情を普遍的な言葉で語っていく。
でも多くの人に歌われ、そのカバーVer.を聴いて感じるのは結局「オリジナルはいいな」という事なのかも知れない。

Betty Wright「Clean Up Woman」

と言いつつ、渋谷系はサンプリング・引用の遊びが多く「ここから持ってきたか」とかネタ捜しも醍醐味の一つ。
アレンジは完全にBetty Wrightの「Clean Up Woman」という曲からの引用。歌メロディはまったく小沢健二のオリジナルなんだけど、イントロはまんまでイントロ当てクイズではかなり難易度が高い、歌が始まった後はギターカッティングがチャッチャラッチャッチャッと同じ感じに刻んでいく。この元ネタに関してはオザケンも悪びれる感じなく語っているので、そう言うジャンル的なインスパイヤなどで作られている曲という事になる。

Sam&Dave「Soul Man」

もっとも「Clean Up Woman」のギターカッティングのさらなる元ネタはSam&Daveの超有名な曲「Soul Man」だと言われている。この辺はもう全部気持ちいい音だからどうでもいいやって感じになっちゃう。

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2013年3月12日 (火)

吉田拓郎『制服』

吉田拓郎が1973年にリリースしたアルバム『伽草子』の中にある一曲。作詩は白石ありすという女性作詞家が担当している。


吉田拓郎〈制服〉弾き語りVer.

「制服」というと松田聖子の曲にもあるように、学生時代を懐かしんで的な世界が展開されるのが常だけれど、この曲はもっと時代的な背景があって書かれている。
以前書いた「時代が経て歌詞の意味がよく解らなくなってしまう」というパターンの歌詞だと思う。今の10代の子達がこの曲を聞いてもなんだか理解出来ないかもしれない。自分だって本当のところ解っていないかもしれない。
歌詞→吉田拓郎『制服』
東京駅に着いた制服の群れを歌っているワケですが、その群れは集団就職でどこぞの田舎から出てきた(おそらく)中学を卒業したばかりの子供たち。現在では説明しないと意味不明の集団就職を歌った曲。
自分がこの曲を最初に聞いたのはたぶん1975年ぐらいだと思うんだけど、自分の中では集団就職というのはずっと昔の出来事で「ひと時代前にはそんな事もあったんだな」ぐらいの印象だった。

Wikipediaなどを見ると集団就職は高度経済成長とともに始まり、青森発上野行き臨時夜行列車は1975年まで21年間運行されたとなっているので、実際には微妙にリアルタイム。おそらく自分とほぼ同世代の人が最後の夜行列車組という事になる。
この集団就職は仕事が少ない田舎と、仕事が溢れている東京とのバランスで考案され、労働省の指導の元で行われていたらしいけれど、1977年で労働省が集団就職を廃止している。
この吉田拓郎が歌う『制服』の中では集団就職で都会に出てきた子達がこれから苦難の道を歩むんだろうという事を語っている。

伊沢八郎〈あゝ上野駅〉当時の写真で状況がよく判る

とりあえず1974年に高校への進学率が90%を越えている。現在が97%前後なので、自分の感覚では高校進学は当たり前だった。同級生で高校に進学しなかったのは10人に一人もいたかなぁという感じ。
文部科学統計要覧をみると、1955年頃が50%、65年頃が70%、70年頃が80%となっている。
同じく集団就職を歌った井沢八郎の「あゝ上野駅」は1964年に発売されているけれど、こっちの歌詞は悲哀ではなく辛いけれど頑張るぞという前向きさが描かれている。実際には「金の卵」とおだてられても辛い目に沢山遭ったんだろうけど、高度経済成長の中で前向きに進んでいる様子が歌われている。

吉田拓郎の『制服』の1973年には、集団就職は辛いというのが世間にバレバレだったし、世の中は学生運動が吹き荒れた後、大阪万国博覧会が終わりオイルショックで高度経済成長に翳りが出ていた時代。哀愁で語るしかなかったのかも知れない。
時代背景で歌詞は言葉の意味を変えていく、二つの集団就職を歌った曲でもそこに出てくる子供達は違う表情をしてる。

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2013年3月11日 (月)

プロフィールをどーすんのよ

先週の土日に東京へ出かけ、単行本のイラスト依頼をしてきたワケですが、そのイラストの第一陣が届き始め「おぉ、こう来たか!」という感じにニヤニヤしている。
テーマに対して予想を裏切る内容の物もあり、こいつらー!と一人で楽しんでいる。
とりあえず自分の方は手持ちの29枚はすでに終了しているので、後はゾクゾクと届く作品を整理して同じフォーマットでまとめた物を出版社に電送するという作業がまっている。


倉沢淳美〈プロフィール〉自己宣伝曲でNHKでは歌えなかったデビュー曲

そして、まえがきをちょっと直したモノを送り、さらに著者プロフィールという物を書いてみる。なかなか自分を説明するのは難しい。しかも現在自分でも「俺の職業何?」状態に陥っているので、簡単に説明出来ない。
雑学ライターと名乗っているワリに「ライター」的に名前が出ている仕事はずっと無いワケで、7年目に突入するラジオでの雑学喋りがメインで(というか、この本はそこから出た単行本って事なワケで)、他には読売WEBヨリモでのクイズ連載、これも2011年7月から始まっているので2年。

他に作詩もやっているけれど、avexが運営しているmu-mo配信で高校生が歌うハイスクールシンガーってのは説明難しい。作詞家といってちゃんと仕事はしているんだけど、プロなのアマチュアなのの難しい場所に立っている。それに関しては近々大きな進展があるんじゃないかと言う感じなんだけど、現時点では微妙な立場の作詞家。
他にはとりあえず5月ぐらいから竹熊健太郎さんが主宰しているWeb漫画雑誌『電脳マヴォ』で漫画が掲載され始める事になっているワケですが、まだこれといって明確に決定しているのかどうかという状態で、しかも単行本が出るのは4月23日予定なので連載も始まっていない時なので、著者プロフィールに描くにもどーかって状態。
なんだか、あいかわらず「仕事何?」という状態が続いている。

という所で、某所より某仕事がらみのメールが来て「えぇじゃプロフィールのアレを変えなくちゃいけないじゃん!」という展開になった。
いや、ある意味、今は本当に激動のタイミングで、すべてが新しいステージに進むための準備が始まっているという感じなのかも知れない。冗談抜きにそれを感じているんだけど、それの詳しい内容を今ここに書くことがやはり出来ない。
だからもやもやした感じのブログでゴメン。

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2013年3月10日 (日)

蔵書に関して

我が家には大量の本がある。とにかく本がある。


文章とは関係なく〈羊毛とおはな「ただいま、おかえり」 〉

と言ってもその本自体に特別な歴史的価値があって古書店に売ったときにムチャクチャ価値があるという物はほとんどない。ただ普通に売っていた本を買ってきて読んで、それが積み重なった状態。
小説とかも多いけど、とにかく多いのが雑学がらみの本。
もう30年近く前から、書店で「雑学!」的なにおいがする本を見つけると中身をチェックしないで買い込むようになり、それが現在も続いているという感じで、それがいつしか仕事にもなってしまったという事。
そして昨日とかも雑学文庫本を購入してしまったんだけど、これだけ長年に渡って読みつづけているので、ほとんどの項目がすでに知っているという物ばかりで、1冊の中に2・3個新しい情報があるかなという感じになっている。もう監視員的な視線で雑学本を読みつづけている。

で、そんな感じをずっと続けてきて、それを本棚に入れているんだけど、雑学文庫本だけで本棚が7本という状態なのはどういう物かなと思いつつある。基本的に情報の塊としてしか見ていないので、陳列しておく意味もない。壮観ではあるけど。
という事で、近頃流行りの「自炊」というヤツを考えている。
いわゆる紙の書籍のページをスキャナーで取り込んでオリジナルの電子書籍に作り替える事で、自分で画像を吸い出す=自吸=自炊と呼ばれる行為。
今から10年以上前、1995年頃だったか、個人でスキャナーとかが買えるようになってきた時代(と言っても10万近かったんじゃないかな)に西村知美がスキャナーを手に入れた事で「好きな漫画をパソコンに取り込んで読んでいます、自分が持っているマンガを全部取り込むのが夢です」みたいな事を語っていた。
が、当時は1枚取り込むのにグーーーガーーーーと1分以上掛かっていたので、200ページの本を効率よく切れ間無く作業して3時間以上かかる計算。その西村知美の計画は壮大すぎて「何やってンすか」という感じだった。

が、今やそれが本を裁断してバラバラにした物を専用スキャナーにセットすれば自動的にガガガガガとかなり短時間に処理してくれる時代になっている。
基本的に雑学本に関しては綺麗に保存とか後でブックオフに売るとか全然考えずにいるので、裁断→電子書籍化という道があったか!と考え始めている。
と言っても今はとにかく仕事に追われているので、この流れが切れそうな8月以降に動き出す感じで色々と考えている。
あそこから本が無くなったら…とちょっとニヤニヤしているのは現実逃避の一環なんだろうな。でも電子書籍化した場合、iPodと同じように大量の本を楽々と持ち運びが出来るって事になるワケで(iPadとかに何冊ぐらい入れられるのかは不明だけど)ちょっと凄い展開になりそう。

と単行本イラストを必死に書き、その合間に担当さんから連絡が入った色々な事に対応しつつ、来週のラジオ原稿も考えて、あっという間に1ヶ月が過ぎるのでクイズ原稿も考え、いつ作詩の仕事が入るのか不明なのでなるべく前倒しで作業をして、さらに2冊目の単行本の準備も同時進行で始めて....と自炊をスタート出来る時の事を夢見つつ仕事の沼に沈んでいくのでやんす。

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2013年3月 9日 (土)

100万枚越えヒットを考える

ということで、昨日は100万枚以上売れた曲を羅列したワケですが、それを年別に並べ替えてみると凄い事になっていることが解る。

【1966年】 01曲
星影のワルツ
【1967年】 01曲
帰って来たヨッパライ
【1968年】■■ 02曲
恋の季節/ブルーライト・ヨコハマ
【1969年】■■■■ 04曲
黒ネコのタンゴ/港町ブルース/池袋の夜/夜明けのスキャット
【1970年】 01曲
知床旅情
【1971年】 01曲
わたしの城下町
【1972年】 01曲
女のみち
【1973年】■■ 02曲
なみだの操/あなた
【1974年】■■■ 03曲
うそ/ふれあい/昭和枯れすゝき
【1975年】■■■ 03曲
およげ!たいやきくん/北の宿から/シクラメンのかほり
【1976年】■■ 02曲
ビューティフル・サンデー/青春時代
【1977年】■■■■ 04曲
UFO/北国の春/ウォンテッド/渚のシンドバッド
【1978年】■■■ 03曲
夢追い酒/サウスポー/モンスター
【1979年】■■■■■ 05曲
異邦人/おもいで酒/魅せられて/関白宣言/大都会
【1980年】■■■■ 04曲
ダンシング・オールナイト/奥飛騨慕情/大阪しぐれ/スニーカーぶる〜す
【1981年】■■ 02曲
ルビーの指環/ハイスクール・ララバイ
【1982年】■■ 02曲
さざんかの宿/待つわ
【1983年】 01曲
矢切の渡し
【1984年】
【1985年】
【1986年】 01曲
クリスマス・イブ
【1987年】
【1988年】 01曲
とんぼ
【1989年】 01曲
Diamonds
【1990年】■■■■■ 05曲
愛は勝つ/おどるポンポコリン/浪漫飛行/会いたい/WON'T BE LONG
【1991年】■■■■■■■■■■■ 11曲
SAY YES/ラブ・ストーリーは突然に/どんなときも。/それが大事/PIECE OF MY WISH/LADY NAVIGATION/はじまりはいつも雨/ALONE/しゃぼん玉/あなたに会えてよかった/Choo Choo TRAIN
【1992年】■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 18曲
君がいるだけで/世界中の誰よりきっと/BLOWIN'/悲しみは雪のように/もっと強く抱きしめたなら/涙のキッス/ガラガラヘビがやってくる/クリスマスキャロルの頃には/もう恋なんてしない/ZERO/サヨナラ/KISS ME/Bye For Now/You're the Only…/if/決戦は金曜日/浅い眠り/DA・KA・RA/
【1993年】■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 18曲
YAH YAH YAH/TRUE LOVE/愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない/ロード/ロマンスの神様/エロティカ・セブン/裸足の女神/負けないで/時の扉/真夏の夜の夢/揺れる想い/このまま君だけを奪い去りたい/CROSS ROAD/あなただけ見つめてる/Get Along Together/夏の日の1993/愛を語るより口づけをかわそう/go for it!
【1994年】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 26曲
Tomorrow never knows/恋しさと せつなさと 心強さと/innocent world/空も飛べるはず/空と君のあいだに/Don't Leave Me/survival dAnce/Hello,my friend/愛が生まれた日/MOTEL/Boy Meets Girl/めぐり逢い/everybody goes/世界が終るまでは…/シングル・ベッド/IT'S ONLY LOVE/春よ、来い/HEART/恋人たちのクリスマス/ゆずれない願い/OH MY LITTLE GIRL/WINTER SONG/愛のために/ただ泣きたくなるの/瞳そらさないで/DA.YO.NE
【1995年】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 27曲
LOVE LOVE LOVE/WOW WAR TONIGHT/HELLO/LOVE PHANTOM/Hello,Again/シーソーゲーム/TOMORROW/奇跡の地球/ロビンソン/CRAZY GONNA CRAZY/[es]〜Theme of es〜/ねがい/ズルい女/love me,I love you/masquerade/Chase the Chance/KNOCKIN' ON YOUR DOOR/ら・ら・ら/TO LOVE YOU MORE/GOING GOING HOME/突然/MAICCA〜まいっか/あなただけを/サンキュ./OVERNIGHT SENSATION/旅人のうた/I BELIEVE
【1996年】■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 22曲
名もなき詩/DEPARTURES/LA・LA・LA LOVE SONG/PRIDE/チェリー/これが私の生きる道/花-Memento-Mori-/Don't wanna cry/Can't Stop Fallin' in Love/STEADY/ミエナイチカラ/YELLOW YELLOW HAPPY/アジアの純真/Real Thing Shakes/白い雲のように/恋心/あなたに逢いたくて/You're my sunshine/a walk in the park/そばかす/ALICE/マイ フレンズ
【1997年】■■■■■■■■■■■■■■■■■ 17曲
CAN YOU CELEBRATE?/WHITE LOVE/硝子の少年/愛されるより 愛したい/ひだまりの詩/HOWEVER/FACE/YOU ARE THE ONE/Everything(It's you)/snow drop/めざせポケモンマスター/Red Angel/Hate tell a lie/花葬/WHITE BREATH/Glass/Calling
【1998年】■■■■■■■■■■■■■■■ 15曲
Automatic/誘惑/夜空ノムコウ/タイミング/my graduation/SOUL LOVE/HONEY/ALL MY TRUE LOVE/長い間/BE WITH YOU/全部だきしめて/Time goes by/終わりなき旅/ピンクスパイダー/明日が聴こえる
【1999年】■■■■■■■■■■■■■■■ 15曲
だんご3兄弟/Addicted To You/LOVEマシーン/Winter,again/A(4曲A面)/energy flowLove,Day After Tomorrow/Movin'on without you/孫/HEAVEN'S DRIVE/ちょこっとLOVE/フラワー/Boys&Girls/愛の言霊/I'm proud
【2000年】■■■■■■■■■■■■■ 13曲
TSUNAMI/桜坂/Everything/Wait&See〜リスク〜/らいおんハート/SEASONS/M/恋のダンスサイト/今夜月の見える丘に/慎吾ママのおはロック/NEO UNIVERSE/地上の星/とまどい
【2001年】■■■■ 04曲
Can You Keep A Secret?/白い恋人達/PIECES OF A DREAM/波乗りジョニー
【2002年】 01曲
H(3曲A面)
【2003年】■■ 02曲
世界に一つだけの花/さくら(独唱)
【2004年】00曲
【2005年】 01曲
青春アミーゴ
【2006年】■■ 02曲
千の風になって/Real Face
【2007年】00曲
【2008年】00曲
【2009年】00曲
【2010年】 01曲
Beginner
【2011年】■■■■■ 05曲
フライングゲット/Everyday、カチューシャ/風は吹いている/上からマリコ/桜の木になろう
【2012年】■■■■■ 05曲
夏のSounds good!/GIVE ME FIVE!/ギンガムチェック/UZA/永遠プレッシャー

1990年代がかなり異常すぎる。
近年の「CDが売れなくなった」という数字的根拠で出されるのが「90年代に比べて売上げがこれだけ落ちている」という持って生き方は、ちょっとズルイ話って気もする。
自分的にかなり意外だったのが1980年。歌謡曲全盛でザ・ベストテンを初めとしてチャート番組が盛り上がって、ヒット曲連発だったハズの1980年代だったけど100万枚越えヒットが11曲だけ。しかも1986年にリリースされた「クリスマス・イブ」はその年のヒット曲というワケではなく、ジワジワ売れ始めJR東日本の「シンデレラエクスプレス」のCMで使われオリコン1位になったのは1992年だから、実際には90年代のヒット。そう考えると、80年代は1984年から1987年までの4年間は100万枚越えヒットは無かったという事になる。


あの時代、松田聖子なんてムチャ売れていた感覚だけど100万を超えたヒット曲は1996年にリリースした「あなたに逢いたくて」のみ。だから松田聖子の一番の代表曲というと「裸足の季節」でも「風立ちぬ」でもなく「あなたに逢いたくて」という事になる。他には中森明菜はこの中には出てこない。日本歌謡史を語るときにミリオンだけ見ていると80年代の音楽はほぼ無かった事になる。
音楽業界の売上げに関して「80年代と同じ水準になった」という話も時々聞くけれど、これにだって変なバイヤスが掛かりやすい。
例え業界全体の売上げが80年代と同じになったとしても、あの時代と比べて今は圧倒的に新曲のリリース本数が多い。さらに制作会社・音楽配信会社(レコード会社)・アーティストの数も桁違いに多くなっている。業界的な「売れない売れない」というのはそこが大きいと思う。

それにしても、とにかく1990年代が異常すぎる。
色々な要因はあると思うけど、1990年からCD時代になっている。そしてバブルの余波の時代ということ。
バブル崩壊が1992年と言われているので、それ以降が異常な事になっているというのは、バブル期のムチャ景気の良いときはお金は派手な遊びに使われていて、崩壊以降は身近に楽しめる音楽などに金を使うようになったのではと言われている。同時にこの時期というのは雑誌や出版も軒並み売上げを伸ばしている。
1970年代を見ると売れているのは演歌系か童謡系が中心。これは当時のレコードはかなりの高級品で子供の小遣いで買うのがかなり大変だった事も影響していて、キャンディーズとか山口百恵とか郷ひろみとか西城秀樹とか、一世を風靡していたハズの歌手は100万枚を超えるヒットを出していないし、オリコン1位もほとんど獲得していない。

その中でピンク・レディーが100万枚越えヒットを連発しているのは幼稚園児を巻き込んだブームになり、親が買い与えたという事が大きい。
童謡がビッグヒットになるのも親が購入するから。
オリコンが記録する前の時代にリリースされた「オバQ音頭」も200万枚のヒットとなっている。本来ならば歴代24位ぐらいに入っていてもおかしくない。(さらに当時、不二家がオマケソノシートを200万枚ほど無料配布しているので、実質的には400万枚ほどの「オバQ音頭」がチマタに出回っている)
90年代に入ってCD時代になって音楽を取り巻く環境がガラっと変わった。
というのもレコードプレイヤーというのは場所も取ることから、1家庭1個が当然だったが、CDプレイヤーというコンパクトで子供が個人で所有出来るようになったという理由もあるのではないかと。
子供達がお小遣いを自由に出来る時代になり、物価上昇のわりにシングル1000円でキープし、CDプレイヤーで聞くことが出来る。さらにCDというソフトのサイズの小ささも。様々な要因が売上げに貢献している。

それが2000年代に入ってガクッと売上げを落としているのは、この時期から若い子たちがケータイを持つようになって、お小遣いをそっちに使うようになったからなのでは無いかと。
実はこの時期にエンタメ系雑誌では「カラオケ店から若者の足が遠ざかっている」と書かれていた。今でもカラオケはそこそこ流行っていると思うけど、90年代はとにかく凄く、深夜のカラオケボックスでも部屋の空き待ちで並ばされていたりした。それがいきなり客が減ってしまったのだが、それに対して当時の雑誌などでは「若い子がケータイに金を使って」などと書かれていた。
それと同時に2000年代に入ってインターネットが一般的になっていき、情報も音楽も何もかもネットでという時代になっていった事も影響しているんじゃないかと。

で、これらの売上げ数ですが、あくまでもCDの売上げカウントでの話で、ここにはiTunesなどでのダウンロードや、着メロなどの数はカウントされていない。だから2000年以降の音楽売上げの数値は単純な事は言えなくなってきている。
ちなみに2010年代はAKB48の曲しかカウントされていないけれど、これに関しては「握手券」があるから実際には全然支持されていないんだろ、という批判がある。ある意味それは正しい意見なんだけど、実際にはちょっとそのまま終わらない話だと思う。
例えば2011年にリリースした「風は吹いている」は2011年の集計では141万枚で、歴代92位だったんだけど、2012年の集計では売上げを145万枚まで伸ばして歴代87位まで上がってる。
つまりCDリリースしたばかりの初動での握手券とかと関係なく、その後もゆっくりとプラス4万枚を売り上げているという事になる。

ハッキリいって今の時代4万枚って、その数字だけでもヨッシャッという枚数。100万枚越えヒットが上げ底だとしても100万枚売れた後のプラス4万枚は凄い数字。
もちろんTVにやたらと出演するチャンスがあって何度も歌っているという背景もあって売れているんだけど、それでも凄い事だとおもう。
ついでに券なんかまったく関係ない、iTunes配信でもチャート上位にいるという事実。
やはり前回書いたように、人の耳に触れているというのは売上げに着実に作用する。
だから音楽番組「火曜曲」にレギュラー出演して、番組内で毎回のように歌っているのは売れて当然の地盤を作っている。
音楽業界が「今は売れないんですよ」と言っている裏には、やはりテレビなどで音楽を流していない、というのが大きく影響しているんじゃないかと思うのでやんす。

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2013年3月 8日 (金)

100万枚越えヒット253曲リスト

■1960年代■1970年代■1980年代■1990年代■2000年代■2010年代

・001位:457.6万枚 およげ!たいやきくん/子門真人(75年)
・002位:325.6万枚 女のみち/宮史郎とぴんからトリオ(72年)
・003位:293.1万枚 TSUNAMI/サザンオールスターズ(00年)
・004位:291.8万枚 だんご3兄弟/速水けんたろう×茂森あゆみ(99年)
・005位:289.5万枚 君がいるだけで/愛してる/米米CLUB(92年)
・006位:282.2万枚 SAY YES/CHAGE&ASKA(91年)
・007位:276.6万枚 Tomorrow never knows/MR.CHILDREN(94年)
・008位:258.7万枚 ラブ・ストーリーは突然に/小田和正(91年)
・009位:252.7万枚 世界に一つだけの花/SMAP(03年)
・010位:248.8万枚 LOVE LOVE LOVE/ドリームズ・カム・トゥルー(95年)


・011位:241.8万枚 YAH YAH YAH/夢の番人/CHAGE&ASKA(93年)
・012位:230.8万枚 名もなき詩/MR.CHILDREN(96年)
・013位:229.9万枚 桜坂/福山雅治(00年)
・014位:229.6万枚 CAN YOU CELEBRATE?/安室奈美恵(97年)
・015位:228.8万枚 DEPARTURES/globe(96年)
・016位:223.4万枚 黒ネコのタンゴ/皆川おさむ(69年)
・017位:213.4万枚 WOW WAR TONIGHT/H Jungle With t(95年)
・018位:207.7万枚 恋の季節/ピンキーとキラーズ(68年)
・019位:206.2万枚 Automatic/宇多田ヒカル(98年)
・020位:202.3万枚 TRUE LOVE/藤井フミヤ(93年)

・021位:202.0万枚 愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない/B'z(93年)
・022位:202.0万枚 恋しさと せつなさと 心強さと/篠原涼子(94年)
・023位:201.2万枚 愛は勝つ/KAN(90年)
・024位:199.7万枚 ロード/THE虎舞竜(93年)
・025位:197.3万枚 なみだの操/殿さまキングス(73年)
・026位:193.5万枚 innocent world/MR.CHILDREN(94年)
・027位:192.3万枚 ビューティフル・サンデー/ダニエル・ブーン(76年)
・028位:187.8万枚 Everything/Misia(00年)
・029位:187.0万枚 HELLO/福山雅治(95年)
・030位:186.2万枚 LOVE PHANTOM/B'z(95年)

・031位:185.5万枚 LA・LA・LA LOVE SONG/久保田利伸 with NAOMI CAMPBELL(96年)
・032位:184.8万枚 Hello,Again/MY LITTLE LOVER(95年)
・033位:184.4万枚 WHITE LOVE/SPEED(97年)
・034位:183.3万枚 世界中の誰よりきっと/中山美穂&WANDS(92年)
・035位:183.1万枚 クリスマス・イブ/山下達郎(86年)
・036位:181.9万枚 夢追い酒/渥美二郎(78年)
・037位:181.7万枚 真夏のSounds good!/AKB48(12年)
・038位:181.1万枚 シーソーゲーム/MR.CHILDREN(95年)
・039位:179.1万枚 硝子の少年/KinKi Kids(97年)
・040位:178.4万枚 Addicted To You/宇多田ヒカル(99年)

・041位:177.3万枚 TOMORROW/岡本真夜(95年)
・042位:176.1万枚 BLOWIN'/TIME/B'z(92年)
・043位:174.8万枚 ロマンスの神様/広瀬香美(93年)
・044位:174.0万枚 エロティカ・セブン/サザンオールスターズ(93年)
・045位:173.3万枚 裸足の女神/B'z(93年)
・046位:171.6万枚 奇跡の地球/桑田佳祐&Mr.Children(95年)
・047位:170.7万枚 星影のワルツ/千昌夫(66年)
・048位:170.2万枚 悲しみは雪のように/浜田省吾(92年)
・049位:166.9万枚 どんなときも。/槇原敬之(91年)
・050位:166.2万枚 もっと強く抱きしめたなら/WANDS(92年)

・051位:166.2万枚 Wait&See〜リスク〜/宇多田ヒカル(00年)
・052位:164.9万枚 あなた/小坂明子(73年)
・053位:164.6万枚 LOVEマシーン/モーニング娘。(99年)
・054位:164.5万枚 負けないで/ZARD(93年)
・055位:164.4万枚 おどるポンポコリン/B.B.クィーンズ(90年)
・056位:164.3万枚 愛されるより 愛したい/KinKi Kids(97年)
・057位:164.2万枚 Winter,again/GLAY(99年)
・058位:163.0万枚 A(4曲A面)/浜崎あゆみ(99年)
・059位:162.5万枚 誘惑/GLAY(98年)
・060位:162.3万枚 ロビンソン/スピッツ(95年)

・061位:162.3万枚 PRIDE/今井美樹(96年)
・062位:162.0万枚 夜空ノムコウ/SMAP(98年)
・063位:161.7万枚 ダンシング・オールナイト/もんた&ブラザーズ(80年)
・064位:161.5万枚 フライングゲット/AKB48(11年)
・065位:161.3万枚 チェリー/スピッツ(96年)
・066位:160.7万枚 青春アミーゴ/修二と彰(05年)
・067位:160.3万枚 それが大事/大事MANブラザーズバンド(91年)
・068位:159.8万枚 Everyday、カチューシャ/AKB48(11年)
・069位:158.7万枚 CRAZY GONNA CRAZY/trf(95年)
・070位:157.1万枚 [es]〜Theme of es〜/MR.CHILDREN(95年)

・071位:156.6万枚 これが私の生きる道/Puffy(96年)
・072位:156.3万枚 らいおんハート/SMAP(00年)
・073位:155.5万枚 ひだまりの詩/Le Couple(97年)
・074位:155.3万枚 UFO/ピンク・レディー(77年)
・075位:155.0万枚 energy flow(『ウラBTTB』)/坂本龍一(99年)
・076位:154.7万枚 涙のキッス/サザンオールスターズ(92年)
・077位:154.1万枚 うそ/中条きよし(74年)
・078位:153.8万枚 花-Memento-Mori-/MR.CHILDREN(96年)
・079位:149.8万枚 ねがい/B'z(95年)
・080位:148.4万枚 奥飛騨慕情/竜鉄也(80年)

・081位:148.4万枚 Can You Keep A Secret?/宇多田ヒカル(01年)
・082位:148.3万枚 タイミング/BLACK BISCUITS(98年)
・083位:148.0万枚 空も飛べるはず/スピッツ(94年)
・084位:147.4万枚 my graduation/SPEED(98年)
・085位:146.6万枚 空と君のあいだに/中島みゆき(94年)
・086位:146.0万枚 サウスポー/ピンク・レディー(78年)
・087位:145.3万枚 風は吹いている/AKB48(11年)
・088位:145.0万枚 ズルい女/シャ乱Q(95年)
・089位:144.4万枚 異邦人/久保田早紀(79年)
・090位:144.4万枚 Don't Leave Me/B'z(94年)

・091位:144.2万枚 時の扉/WANDS(93年)
・092位:143.5万枚 北の宿から/都はるみ(75年)
・093位:143.3万枚 GIVE ME FIVE!/AKB48(12年)
・094位:143.2万枚 真夏の夜の夢/松任谷由実(93年)
・095位:140.8万枚 ガラガラヘビがやってくる/とんねるず(92年)
・096位:140.6万枚 クリスマスキャロルの頃には/稲垣潤一(92年)
・097位:139.6万枚 もう恋なんてしない/槇原敬之(92年)
・098位:139.6万枚 揺れる想い/ZARD(93年)
・099位:139.3万枚 love me,I love you/B'z(95年)
・100位:139.3万枚 愛の言霊/サザンオールスターズ(96年)

・101位:139.0万枚 I'm proud/華原朋美(96年)
・102位:138.9万枚 masquerade/trf(95年)
・103位:138.9万枚 Don't wanna cry/安室奈美恵(96年)
・104位:138.5万枚 Love,Day After Tomorrow/倉木麻衣(99年)
・105位:138.3万枚 おもいで酒/小林幸子(79年)
・106位:137.5万枚 survival dAnce/trf(94年)
・107位:137.1万枚 SOUL LOVE/GLAY(98年)
・108位:136.7万枚 SEASONS/浜崎あゆみ(00年)
・109位:136.1万枚 Chase the Chance/安室奈美恵(95年)
・110位:135.6万枚 Hello,my friend/松任谷由実(94年)

・111位:134.5万枚 KNOCKIN' ON YOUR DOOR/L-R(95年)
・112位:134.2万枚 わたしの城下町/小柳ルミ子(71年)
・113位:134.1万枚 HOWEVER/GLAY(97年)
・114位:134.0万枚 ルビーの指環/寺尾聰(81年)
・115位:133.8万枚 ら・ら・ら/大黒摩季(95年)
・116位:132.7万枚 愛が生まれた日/藤谷美和子・大内義昭(94年)
・117位:132.3万枚 FACE/globe(97年)
・118位:131.9万枚 M/浜崎あゆみ(00年)
・119位:131.6万枚 MOTEL/B'z(94年)
・120位:131.5万枚 Can't Stop Fallin' in Love/globe(96年)

・121位:131.2万枚 帰って来たヨッパライ/ザ・フォーク・クルセダーズ(67年)
・122位:131.2万枚 ギンガムチェック/AKB48(12年)
・123位:130.8万枚 北国の春/千昌夫(77年)
・124位:130.8万枚 ZERO/B'z(92年)
・125位:130.0万枚 上からマリコ/AKB48(11年)
・126位:129.3万枚 このまま君だけを奪い去りたい/DEEN(93年)
・127位:128.5万枚 Boy Meets Girl/trf(94年)
・128位:127.8万枚 STEADY/SPEED(96年)
・129位:126.5万枚 ふれあい/中村雅俊(74年)
・130位:126.3万枚 TO LOVE YOU MORE/セリーヌ・ディオンwithクライズラー&カンパニー(95年)

・131位:125.9万枚 GOING GOING HOME/H Jungle With t(95年)
・132位:125.6万枚 UZA/AKB48(12年)
・133位:125.5万枚 CROSS ROAD/MR.CHILDREN(93年)
・134位:125.3万枚 PIECE OF MY WISH/今井美樹(91年)
・135位:125.2万枚 めぐり逢い/CHAGE&ASKA(94年)
・136位:124.0万枚 everybody goes/MR.CHILDREN(94年)
・137位:123.7万枚 HONEY/ラルク・アン・シエル(98年)
・138位:123.6万枚 サヨナラ/GAO(92年)
・139位:123.6万枚 あなただけ見つめてる/大黒摩季(93年)
・140位:123.6万枚 ミエナイチカラ/MOVE/B'z(96年)

・141位:123.5万枚 魅せられて/ジュディ・オング(79年)
・142位:123.5万枚 恋のダンスサイト/モーニング娘。(00年)
・143位:123.1万枚 白い恋人達/桑田佳祐(01年)
・144位:123.0万枚 KISS ME/氷室京介(92年)
・145位:122.7万枚 関白宣言/さだまさし(79年)
・146位:122.6万枚 Movin'on without you/宇多田ヒカル(99年)
・147位:122.5万枚 YOU ARE THE ONE/TK PRESENTS こねっと(97年)
・148位:122.3万枚 突然/FIELD OF VIEW(95年)
・149位:122.1万枚 世界が終るまでは…/WANDS(94年)
・150位:122.1万枚 ALL MY TRUE LOVE/SPEED(98年)

・151位:121.7万枚 Everything(It's you)/Mr.Children(97年)
・152位:121.7万枚 千の風になって/秋川雅史(06年)
・153位:121.1万枚 Get Along Together/山根康広(93年)
・154位:120.9万枚 さざんかの宿/大川栄策(82年)
・155位:120.6万枚 長い間/Kiroro(98年)
・156位:120.5万枚 YELLOW YELLOW HAPPY/ポケットビスケッツ(96年)
・157位:120.1万枚 シングル・ベッド/シャ乱Q(94年)
・158位:120.0万枚 ウォンテッド/ピンク・レディー(77年)
・159位:119.5万枚 永遠プレッシャー/AKB48(12年)
・160位:118.8万枚 アジアの純真/Puffy(96年)

・161位:118.3万枚 Bye For Now/T-BOLAN(92年)
・162位:118.0万枚 大都会/クリスタルキング(79年)
・163位:117.5万枚 IT'S ONLY LOVE/福山雅治(94年)
・164位:117.3万枚 BE WITH YOU/GLAY(98年)
・165位:117.0万枚 LADY NAVIGATION/B'z(91年)
・166位:116.4万枚 春よ、来い/松任谷由実(94年)
・167位:116.2万枚 はじまりはいつも雨/ASKA(91年)
・168位:115.8万枚 全部だきしめて/KinKi Kids(98年)
・169位:115.4万枚 夏の日の1993/class(93年)
・170位:114.9万枚 Time goes by/Every Little Thing(98年)

・171位:114.5万枚 大阪しぐれ/都はるみ(80年)
・172位:114.5万枚 snow drop/ラルク・アン・シエル(97年)
・173位:114.2万枚 HEART/NATURAL/CHAGE&ASKA(94年)
・174位:114.1万枚 You're the Only…/小野正利(92年)
・175位:114.0万枚 Real Thing Shakes/B'z(96年)
・176位:113.2万枚 MAICCA〜まいっか/EAST END×YURI(95年)
・177位:113.1万枚 白い雲のように/猿岩石(96年)
・178位:113.1万枚 PIECES OF A DREAM/CHEMISTRY(01年)
・179位:113.0万枚 あなただけを/サザンオールスターズ(95年)
・180位:112.9万枚 恋心/相川七瀬(96年)

・181位:112.9万枚 孫/大泉逸郎(99年)
・182位:112.8万枚 今夜月の見える丘に/B'z(00年)
・183位:112.7万枚 めざせポケモンマスター/松本梨香(97年)
・184位:112.5万枚 ALONE/B'z(91年)
・185位:112.3万枚 HEAVEN'S DRIVE/ラルク・アン・シエル(99年)
・186位:112.3万枚 ちょこっとLOVE/プッチモニ(99年)
・187位:112.1万枚 愛を語るより口づけをかわそう/WANDS(93年)
・188位:111.7万枚 慎吾ママのおはロック/慎吾ママ(00年)
・189位:111.1万枚 波乗りジョニー/桑田佳祐(01年)
・190位:110.7万枚 しゃぼん玉/長渕剛(91年)

・191位:110.4万枚 恋人たちのクリスマス/マライア・キャリー(94年)
・192位:110.3万枚 NEO UNIVERSE/ラルク・アン・シエル(00年)
・193位:110.2万枚 モンスター/ピンク・レディー(78年)
・194位:110.1万枚 あなたに逢いたくて/松田聖子(96年)
・195位:110.1万枚 地上の星/中島みゆき(00年)
・196位:109.8万枚 You're my sunshine/安室奈美恵(96年)
・197位:109.8万枚 Red Angel/ポケットビスケッツ(97年)
・198位:109.6万枚 Diamonds/プリンセス・プリンセス(89年)
・199位:109.2万枚 ゆずれない願い/田村直美(94年)
・200位:109.0万枚 夜明けのスキャット/由紀さおり(69年)

・201位:108.9万枚 待つわ/あみん(82年)
・202位:108.3万枚 if/CHAGE&ASKA(92年)
・203位:107.9万枚 浪漫飛行/米米CLUB(90年)
・204位:107.7万枚 OH MY LITTLE GIRL/尾崎豊(94年)
・205位:107.6万枚 桜の木になろう/AKB48(11年)
・206位:107.0万枚 決戦は金曜日/ドリームズ・カム・トゥルー(92年)
・207位:107.0万枚 終わりなき旅/Mr.Children(98年)
・208位:106.8万枚 港町ブルース/森進一(69年)
・209位:106.8万枚 サンキュ./ドリームズ・カム・トゥルー(95年)
・210位:106.7万枚 WINTER SONG/ドリームズ・カム・トゥルー(94年)

・211位:106.6万枚 a walk in the park/安室奈美恵(96年)
・212位:106.3万枚 OVERNIGHT SENSATION/trf(95年)
・213位:106.1万枚 愛のために/奥田民生(94年)
・214位:105.8万枚 Hate tell a lie/華原朋美(97年)
・215位:105.7万枚 浅い眠り/中島みゆき(92年)
・216位:105.7万枚 そばかす/JUDY AND MARY(96年)
・217位:105.6万枚 会いたい/沢田知可子(90年)
・218位:105.5万枚 DA・KA・RA/大黒摩季(92年)
・219位:105.4万枚 あなたに会えてよかった/小泉今日子(91年)
・220位:105.2万枚 go for it!/ドリームズ・カム・トゥルー(93年)

・221位:105.1万枚 知床旅情/西武門哀歌/加藤登紀子(70年)
・222位:105.1万枚 シクラメンのかほり/布施明(75年)
・223位:104.9万枚 Choo Choo TRAIN/ZOO(91年)
・224位:104.9万枚 花葬/ラルク・アン・シエル(97年)
・225位:104.8万枚 ただ泣きたくなるの/中山美穂(94年)
・226位:104.6万枚 スニーカーぶる〜す/近藤真彦(80年)
・227位:104.5万枚 フラワー/KinKi Kids(99年)
・228位:104.3万枚 池袋の夜/青江三奈(69年)
・229位:104.3万枚 ハイスクール・ララバイ/イモ欽トリオ(81年)
・230位:103.8万枚 ピンクスパイダー/hide(98年)

・231位:103.7万枚 瞳そらさないで/DEEN(94年)
・232位:103.7万枚 Boys&Girls/浜崎あゆみ(99年)
・233位:103.5万枚 とんぼ/長渕剛(88年)
・234位:103.5万枚 旅人のうた/中島みゆき(95年)
・235位:103.4万枚 Real Face/KAT-TUN(06年)
・236位:103.3万枚 ALICE/MY LITTLE LOVER(96年)
・237位:103.2万枚 さくら(独唱)/森山直太朗(03年)
・238位:103.1万枚 Beginner/AKB48(10年)
・239位:102.8万枚 I BELIEVE/華原朋美(95年)
・240位:102.8万枚 WHITE BREATH/T.M.Revolution(97年)

・241位:102.5万枚 矢切の渡し/細川たかし(83年)
・242位:102.1万枚 明日が聴こえる/J-FRIENDS(98年)
・243位:101.8万枚 青春時代/森田公一とトップギャラン(76年)
・244位:101.8万枚 DA.YO.NE/EAST END×YURI(94年)
・245位:101.1万枚 Glass/河村隆一(97年)
・246位:100.9万枚 WON'T BE LONG/バブルガム・ブラザーズ(90年)
・247位:100.9万枚 とまどい/GLAY(00年)
・248位:100.6万枚 H(3曲A面)/浜崎あゆみ(02年)
・249位:100.3万枚 ブルーライト・ヨコハマ/いしだあゆみ(68年)
・250位:100.2万枚 昭和枯れすゝき/さくらと一郎(74年)

・251位:100.0万枚 渚のシンドバッド/ピンク・レディー(77年)
・252位:100.0万枚 マイ フレンド/ZARD(96年)
・253位:100.0万枚 Calling/B'z(97年)

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2013年3月 7日 (木)

まえがきを書かなくては!

単行本の本文が一応終了し、現在はイラスト描きをがりがりやっている。この手の雑学本で文章を書いている作者がそのままイラストまで担当するって、かなり珍しいと思う。


もしあったとしても、それほど書き込みが少ない「それ使っちゃったの?」というタイプの物。
ところがこの本は違いまっせ。
なんせ自分はかつて漫画家になりたくてそっちがメインの生活をしていた事もあるし、仕事でプロの製図屋さんとして図面引いていたことあるし、そして5月からWebで漫画を連載する予定になっているしという状態。中途半端な絵ではすまないぜ!という状態です。
そんなこんなで現在はそっち方面に全勢力を使って、起きたときから寝るときまでそれを考えてカリカリやっている。いや、楽しい。絵を描くのやっぱり好きだ。

という状態でやっているときに「目次の前に前書きを書いて下さい」なんて注文が入る。
うーむ、という感じ。
このブログだったら、かなり思った事をだーっと書けるし、着地点が曖昧でもOKなんだけど、書籍の前書きって凄く難しい。
なんかキッチリとまとめなくてはいけない気もするし、かといって堅すぎても本文への導入にならないような気もする。
という風にマジメに考えちゃうのでダメなんだろうな。
とりあえず500文字をなんとか埋めていく事を考える。
で、この500文字という、量指定の文章が苦手で、とにかくダラダラ書いてしまう。
この段階ですでに700文字近く書いている。500文字だと↑の「書籍の前書きって凄く難しい。」って辺りまで。

とにかく色々と勉強しながら本を書いている。

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2013年3月 6日 (水)

居所不明児童1000人

先日から騒がれている、大阪府東住吉区で「6歳女児が実は産まれてすぐ亡くなっていた(殺害?)のに、生きているということで児童手当が申請されていた」というニュース。6歳ということで府のほうが小学校への入学手続きに関して調べたところ、実際にはその子がすでに生存していなかった事が発覚した。


と言う事から、文科省が調査したもので昨年度「住民票がありながら1年以上居場所の分からない事から学校へ通えていない小中学生が全国に976人もいる」という事実。
これがニュースとして出回ったんだけど、その事実も酷い話だけど、それに関してネットで「サンデー時報」という記事があまりにも酷いと話題になっていた。
<サンデー時評>居所不明の小中学生千人と「親」

その記事では発端として大阪府の事件を例に挙げ「やはり親子関係がおかしい」と現代の病巣を叩くみたいな論調で文章を書き始めている。
コノ手のオッサン系の文章ではありがち、と言うか、ほぼこんな方向で書けばみんな納得でしょみたいな出だし。
ところがその文章は変な方向に展開していく。
ある高齢者中心の集まりでの逸話を語り出す
幼い娘が病気になった時に観音様が現れ「あなたの五感を捧げるのなら娘は五年命が延びる」と言われ…という、親が自己犠牲で娘を助ける話を語り、それで盛り上がったという話題が展開され、さらに「岸壁の母」がらみの話題で視力を失った復員兵の息子に…という、親は子供のために恥を忘れるほど必死になれるというエピソードを展開させる。
これと、居所不明児童の話はどう繋がるのかよく解らない。ニュースになった大阪府の母親の話題からそこってのも、なんか焦点がズレまくっている気がする。
さらにその文章は、観光地などに行っても、どこに行っても、女性グループが目立つという話題で「子供はどうしているのかな」という話になる。自分の頃は帰宅すれば必ず母親がいたという事で、今の家庭は母親がいない事に子供もなれてしまっているのだろうという事で、恐ろしい変化が起こっていると締めている。
うーん、居所不明児童とはまったく違う着地点だぞ、そこは。

なんか脳内で「子供を顧みない親」というテーマを掲げ、そこから適当に「子供に深い愛情を捧げる親」の逸話を並べたってだけ。読んでみた感想は「下手くそな文章だな、論理的な展開も出来ていないし」という感じだった。
で、この文章を書いたのは誰かと見ると「岩見隆夫」という人。Wikipediaにもあるんだけど『岩見隆夫』サンデー毎日編集長を経験して最近はテレビでコメンテーターとして仕事をしている。顔もなんとなく知っている。でもWikipediaにも少し書かれているけど、それ以外にも悪い評判が山盛りの人なんだよな。しかし評判とは別に、単純に文章がダメでしょ。
同じ事件を扱っているゲンダイネットの文章はまったく違っている。
生死も不明…「居所不明児童」1000人ってニッポンの話!?

ここでは過去の文科省の調査の杜撰さや、子供が居所不明になる理由をいくつかあげている。そこには大阪府の事件とはまったく関係ないケースがあげられている。
単純に「最近の親はなっとらん!それに比べて私が子供の頃の親は!」なんて、ただ上げ下げの比較で論じるだけのパターンに落とし込んでいない。
なんか、毎日新聞社でサンデー毎日で凄く偉そうにして「最近の若い奴はなっとらん!」と自分を納得させるために現状を闇雲に批判していたオッサンという印象しか思い浮かばない。
ハッキリいって「サンデー時報」はこの手の記事を検閲できず掲載した段階でダメだと思うよ。いくら会社の偉いOBだとしても、もう書かせちゃダメな類の人だと思う。

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2013年3月 5日 (火)

もうひたすら仕事をしている

単行本作業にガッツリ入って、イラストを描きつつ、細かい文章直しなどの作業をもくもくとやっている。



文章とは関係なく〈さよならポニーテール/星屑とコスモス 〉

もう今が何時なのか不明なぐらいに集中しているので「なんかお腹すいたけど、目の前にある時計の5時というのは朝の5時なのか、それとも夕方の5時なのか」というぐらいに生活が仕事に侵蝕されている。
ベッドでちゃんと寝ても、仮眠のような感じで極短時間で目が覚めてしまい、そのまま作業を始めるような感じ。
絶対に体に良くないのは解っているけど、目の前に仕事があると片付けなくては気が収まらない。
だからレギュラー仕事もギリに原稿を送るのではなく、予定日を前倒しで送るというのは、その「〆切ギリギリまで作業をしているのが気持ち悪い」という事から。だからラジオの原稿も、本来は土曜日〆切でよろしくお願いしますと言われたのを初回から金曜日の午前中に送るという事に勝手に自分で決めて7年前の初回からそれをキープし続けている。
読売webの仕事も毎月20日〆切だけど、出来るかぎり5日前には送っている。早いときには10日ぐらい前に送っている。

だから「〆切2週間後ね」と言われても、〆切のある仕事が手元にあると気持ち悪く、ガシガシと作業をしてしまう。
以前、某イレギュラーの仕事が入った時も〆切より早く仕上げてしまった。
が、余りにも早く送ると「簡単に済ませやがった」とか「この仕事ってこんな簡単なものだったのか」とか思われてしまう怖れもあるので、少し寝かせて頃合いを見て送ればいいやとか考えた事があった。が、他の仕事をワシワシやっている間にその仕事の事を忘れてしまい、〆切当日にハッと思い出し慌てて送った事もあったので、早すぎる作業も要注意なのだ。

そんなこんなで2週間後に〆切があるイラストの仕事をガシガシやっている。

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2013年3月 4日 (月)

単行本カキカキ、イラストカキカキ

という事で土曜日曜に東京へ出かけてきて、そこで単行本のイラストを担当してくれる友人に逢ってきた。


文章とは関係なく〈おおたえみり / 最短ルート 〉

もちろん自分もやるワケですが、今回はとにかく納期が短い。約2週間で全部描いてくれ!という状態で、自分でも無理言っているなと思ってしまう。
基本的にみんな昼間は仕事をして夜帰宅してからワッセワッセと描いて貰うという感じなので、本当に酷い依頼主なのだ。
とりあえず2冊目の本がシリーズとして出るときは楽なスケジュールになるハズなので、今回は頑張ってくださいませ、としか言いようがない。
でも1冊目からこのメンバーは不動で続いていて、毎回毎回、こっちの予想を遙かに裏切るような方向からイラストを描いてくる。

基本的に「雑学に添えるイラスト」のハズなんだけど、ヤツラはこれをイラスト大喜利だと思っているのか異常に考え込んで変な物を書いてくる事が多い。
で、それが3冊続いているので、今度もそれに環を掛けて変な方向に突き進んでいくんじゃないかと不安なのだ。
どうか不安が的中しますように。

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2013年3月 3日 (日)

「横道世之介」読了

現在映画にもなっている「横道世之介」の原作本を読んだ。今、ムチャクチャ仕事が詰まっていて余裕がないのに、ちょい前に本屋で文庫を買ってしまい、読み始めたら軽いタッチもあり引き込まれてしまった。
と言っても本当にガッツリ読んでいる時間が取れないので、数分刻みで。


〈原作読んだ後、映画の予告篇だけで泣きそうになる〉

そして土日、東京に出かけた際に電車の中で読み進め、読了となった。
なんだかさえない主人公、横道世之介が東京の大学に進学した1年間を淡々と描いた物語で、主人公なのにこれと言って特別な行動をするワケでもなく、周囲に流されて淡々と日々を送っていく事が1ヶ月単位で綴られている。すべてを語るワケではなく、ちょっとしたエピソードがあり、それの結末は明確には描かず、次の月の章でそれがこういう変化を与えましたという事がサラッと描かれて物語は進んでいく。
そして途中に数回、いきなり時代が未来に(というか現代に)飛んで、物語に出てきた人々の20年近く経った姿が描かれる。この構成によって読者の視線は神の視線となってずっとずっと昔、大学時代に横道世之介ってヤツがいたよなぁと現在読んでいる本の主人公を過去の記憶として共有していく。

凄い構成だと思う。この20年後の登場人物が描かれなかったら、この小説は単なる青春小説で「あの頃、おれらもこんな感じに無意味に日々を過ごしていたよな」とほろ苦いだけの作品で終わっていたかもしれない。
そしてその20年後のエピソードの中で少しずつ語られる事によって、主人公と同時代を物語で経験している読者がどんどん切なくなっていく。物語自体は全然切なくないんだけど、って説明出来ない。その事実があまりにも衝撃的なので。

主題歌:ASIAN KUNG-FU GENERATION『今を生きて』
この本のラストは知人宅に向かう西武新宿線の中で読んでいたんだけど、ちょうど花小金井駅に着いた時に、物語の場面が花小金井だったので(世之介が住んでいるアパートが花小金井)ホームに世之介が立っているんじゃないかと思う錯覚に陥った。
文庫本の残りページがあとこれだけ、と言うことは世之介と共有した幸せな日々がもうすぐ終わっていくんだなとジワジワ来て、本当に切なくなった。バカで何も残せなかった気もするあの時代との決別。

でも物語に出てきた人々は、世之介を含めて関わった人と何かしらの影響を請け合い、少しずつ生き方を変え、生き方を見つけ、それが幸せなのかは不明だけど今を作っているんだなと、自分を振り返ってしまった。
もっと周囲の人に感謝をしなければいけない。
なんだかほわっと幸せな気分になれる小説でした。映画の宣伝ムービーを見るだけで泣けてしまいます。
でも個人的には横道世之介は高良健吾では格好良すぎないかと思ってしまう。もっとつかみ所のない、人混みに溶け込んでしまうような良くも悪くもない普通すぎる空気のような感じのイメージ。でも吉高由里子の役はジャストだと思う(って予告篇しか見ていないけど)。

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2013年3月 2日 (土)

すべて話せない事ばかりの衝撃

今日、単行本のイラストに関しての打ち合わせで東京へ出かけてきた。


その準備をしている朝、某人からのメールに気が付いた。実はそのメールにはかなり衝撃的な事が書いてあり「マジっすか?」という感じだった。いきなり決まった話だったらしく、直前まで予定されていたアレやコレが全部吹っ飛んでしまった。という事でもゴメンという話だった。
が、現状ではこの事は発表出来ないので、何も書くことが出来ない。恐らく3月中人にはその話が発表されるとは思うけど。

というショックを抱えたまま東京へ出て、作詩でお世話になっているユニーバーソウルという音楽事務所にお邪魔する。
そこでも「実はあの◎◎◎が◎◎◎の候補になっていて」みたいな話を聞かされ、自分的に「マジっすか?」とテンションが上がった。
が、現状ではこの事は明確に決まっているワケじゃないし、オフレコという感じでここでは何も書くことが出来ない。こっちの話は恐らく7月前にはその話が発表出来るんじゃないかという感じなのだ。でも、プロの世界は色々と難しい事があるのだなぁと頭を抱える部分が山積みだ。
この件に関してあれやこれやはいつの日か書くことが出来る話なのか不明だけど、業界の中に入ってみないと分からない話は山積みだ。でも凄い展開になりそう。

というワクワクを抱えたまま、イラストを書いてくれるメンバーと打ち合わせ。このメンバーとは10年前の「知泉」単行本でも、その後の「知泉2」でも新書でもイラストを担当してくれていて、さらに6年前の新書でも(新書なのに異常にイラストが多い本なのは、編集に無理を言ってイラストを突っ込んだおかげ)と、現時点で自分の出した単行本ではすべて同じメンツがイラストを担当している。言ってみればイラストを含めてのチーム名が『知泉』みたいな感じかもしれない。
という事で某駅で待ち合わせして、誰がどの絵を描くかという打ち合わせをしていた。もう4回目の単行本なので、淡々と割り振りなども進んでいった……、という所で遅れてきた某に関して「マジっすか?」という、想像の遙か斜め上を行く衝撃の展開が待っていた。
が、現状ではこの事は公に出来ない。もしかしたら永遠にこんな所では書けない、棺桶まで、墓場まで持っていくような話になってしまったのかもしれないが、今日は衝撃的な出来事が多く発生したが、その中でも最大の衝撃、しかも誰にも喋ることが出来ない話。

というワケで、今日は一日の中で「今は言えない、マジッスカ」が三連発だったので、ムチャ密度が濃かった。って、何も書けない話だったら書くなよって感じかもしれない。

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2013年2月27日 (水)

歌詞は時代と心中をする

昨年、PRINCESS PRINCESSが復活して大晦日の紅白歌合戦で復活興業終了、もう二度と復活しない宣言みたいな事を言っていた。


〈PRINCESS PRINCESS「Diamonds」〉

PRINCESS PRINCESS「Diamonds」
作詞:中山加奈子/作曲:奥居香
1989年4月21日:CBSソニー
PRINCESS PRINCESSがいくつかの音楽番組に出て歌っているのを見かけて、懐かしいなとは思ったけど、全盛期を知っていると「ああああ」と思う気持ちは強かった。
演奏がやはり「復活しました、久々にやってます感」がありありで、冨田さんのドラムがドッタンバッタンしていたり、そして歌手活動をずっとやっているハズの奥居さんのボーカルに張りが無くなったなあとか、技術的な部分で評価しちゃうとどうなんだろという感じもしちゃう。
見た目がPTAの謝恩会の余興っぽいッてのはこの際、置いておく。
自分は全盛期の時も現在もテレビなどでチェックしている程度の人なので、その辺で評価しちゃうワケですが、実際にライブなどに行くようなファンにとっては「再びライブを体験出来る」というのは大きかったとは思う。

Diamondsで、久々に「Diamonds」を演奏しているのをテレビで見たんだけど、聞いている時に「あぁ詩が懐メロだ!」と思ってしまった。メロディやアレンジは問題無いんだけど、詩が確実に古くなっている。
音楽のメロディはすでに懐メロも今の曲でも流行りは何周もしているので、新しいと古いは関係なくなっていると思う。自分が学生の頃もすでに「GS風の曲」「オールディーズ風の曲」が一定の大人を懐かしいねえと思わせつつ、若者にこの手の曲あんまり無いのでカッコイイねと思われていた。
例えば80年代ではヴィーナスの「キッスは目にして」がオールディーズ風だとか、桑田佳祐が書いた「私はピアノ」がGS風だとか。普通に受け入れられていて、すでにその時の曲ですら懐かしい時代に入っているので、そういう意味で音の古さは古さで無くなっている。
その中で歌詞は「今」を切り取ると、あっという間に古くなる。

この「Diamonds」の中にある歌詞、1989年に書いた時にこれが古くなるとは思っていなかったと思う歌詞が「ブラウン管じゃ解らない♪」という部分。
2011年の地デジ移行で完璧にブラウン管テレビが駆逐されてしまったワケで、あと10年ぐらいした時に若い子がこの曲を聞いて「ブラウン管って何?」と思ってしまうのではないかと。
他には「針が降りる瞬間」というレコードを想定した歌詞も、かなり解りにくくなりつつある。
でも実はこの「Diamonds」という曲はレコードからCDに移行する過渡期のヒット曲で(1988年、CDの総売上げがレコードを抜いた年)、CD音源としてリリースされたシングルとして最初のミリオンセラーとも言われている。そう考えるとレコードの鎮魂歌なのかもしれない。
古くなっちゃう歌詞というのはリアルな今を歌う場合には避けられない部分だし、逆に後で聴いた時にその時代にタイムスリップ出来るという意味もあるかも知れない。
って、その部分を怖れていたら作詩なんて出来ない。

〈パトレイバーED曲:KISSME QUICK「MIDNIGHT BLUE」〉

という時代とズレてしまうという詩として思い出すのが1988年に放送されていたアニメ「機動警察パトレイバー」のエンディング曲として使われた『MIDNIGHT BLUE』という曲。作詞:有森聡美/作曲:佐藤英敏でKISSME QUICKというバンドが歌っている。
このバンドは調べても何も情報が出てこない。この曲ですらレコードのA面が仁藤優子が歌うパトレイバーの主題歌「そのままの君でいて」で、そのカップリングという扱い。
作詞の有森聡美はアニメ系の作詞をやっている人で、80年代から90年代の人って印象だけどそれ以上情報はない。
で、当時聴いて「これはどうなんだろ」と思った歌詞が「♪夢に引きずられ 俺は汗まみれの Lonely/話相手のTVスウィッチ引っぱる♪」という部分。
テレビを点けるという表現として「スウィッチ引っ張る」てどうなのよと思った。ついでに「スイッチ」ではなく「スウィッチ」ってどうなのよと。
このテレビって大昔のチャンネルがちゃがちゃ回すヤツだよね。今のテレビでスイッチ引っ張る方式ないよねと、これが放映された1988年ですらそう思ったけど、アニメの設定はそれから10年後の近未来。どうなんだろと引っかかってからすでに設定年1998年を通り越して15年が経っている。

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2013年2月26日 (火)

ボカロは進化していいの?

この数年、初音ミクを初めとしてボーカロイドを使用した楽曲がかなり注目を浴びて、そこからヒットといえるような曲も誕生している。


以前、初音ミクによるライブという物が開催されたという事をテレビでSMAP中居正広が「それって面白いの?」とちょい批判というか懐疑的なニュアンスで語った事があり、その次の瞬間ネット上で「中居がミク批判か!」「てめえの歌より何百倍も上手いよ」みたいな声がドンッと上がった事もある。
初音ミクのファンは熱いなあ。
ミク系曲「千本桜」をテーマにしたミュージカルが開催される事になり、そこでミク役にAKB48の誰かがキャスティングされた時にも、ムチャ熱い罵声が飛び交った。今、ここまで熱くなれるってのは、やはり凄いんだなと感心する。

〈初音ミク「千年桜」オリジナル〉

中居発言は色々取れる部分はあるけど、あれはミク批判とかじゃなく、生身のコンサートと別次元の世界観なので「自分的には解らない」という事だったんじゃないかと思う。
逆に言うと初音ミクを初めとしてボーカロイドを絶賛している人は「生身じゃない、人間的じゃない」という、これまでの価値観と違っているからこそ、のめり込んでいるんじゃないかと。
だとしたら中居辺りが「理解出来ない」ってのは賞賛の言葉だと思う。革新的な物ってのはそういう理解出来ない人を置いてきぼりにして進化する物だから。

で、自分の中で初音ミクはどういう位置づけなのかというと「楽器の一つ」ぐらいのニュアンス。言葉を発することが出来る機械。人間では出来ない表現も出来ているので凄く面白いと思うし、この先もある種のスタンダードになり続けると思う。
でも主流になれるかどうかは不明。

実際にボーカロイドの曲、凄く微調節をしてコメントで「ネ申調教!」とか書かれている物を聴いてみると、確かに凄く微妙なニュアンスを表現しようとしているのは理解出来るんだけど、人間のボーカル力を基準に考えると凄く平坦に聞こえる。
でもこの機械的な、クールというか冷めた表現力が魅力の一つなんだと思う。
人間のボーカルは完全シミュレーションするのは複雑すぎる。

〈96猫withぽこた「千年桜」歌ってみた〉

でもきっと開発者達はその人間にどこまで迫れるかでバージョンアップを続けていくんじゃないかとは思う。でもそこには大きな落とし穴がある。
自分は70年代にクラフトワークやYMOなどの電子音楽を聴いて衝撃を受けた世代で(もっと前のウォルター・カーロスの「スイッチト・オン・バッハ」も衝撃的だった)、シンセサイザー凄ぇ!と思っていた世代。でも今聞き直すと、アレンジの面白さとは別に凄くチープで、演奏のニュアンスも稚拙だと思ってしまう。
その後80年代に入って、プラスティックスやらヒカシューやらで「意図的なチープテクノ」にハマり、個人がシンセをいじれるようになった時にその道にズブズブはまった。

〈ぐるたみん「千年桜」歌ってみた〉

とりあえず「ギター」と音色名が書いてはあるんだけど、どう聴いてもギターには聞こえない音色。でも脳内で「これはギターだ」と補完して聴き演奏していた。
でもその時の音は「シンセのギターと称する音」として耳に残っている。その時に考えたのは「即席ラーメンって店で食べるラーメンと別物で、店ラーメンじゃなく即席ラーメンを食べたいと思う時あるよね」という事。
本当のギターじゃなく、あのペランペランのギターもどき音だから良かったという部分がある。
その後、徐々にテクノロジーの進化でヘッドフォンでじっくり聴かない限り本当のギターなのか、シンセのギターなのか解らなくなっていく。
本当はそこを目差して進化してたハズなのにシンセ音が通常楽器の代わりみたいなワンランク下になった気になり、自分的にはつまらなくなった。そっくり過ぎる物まねは最初聴いた時はウワーッと思うけど、だったら本物でいいじゃんと思ってしまう。

そう言う意味で、初音ミクを初めとするボーカロイドがどんどん進化して「人間が歌っているのか解らない」までいった先にあるのは、ただ人間の代わりという、人間のワンランク下の扱いではないかと。
確かに、ぼっちの制作者には頼もしい歌姫かもしれないけど、生身の人間に歌ってもらう制作費が出せない場合にはありがたい存在かもしれないけど、なんか完璧な代用品を作ってどうすんのって気になってしまう。

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2013年2月25日 (月)

なんでもクレームはつく

先日「笑っていいとも」で隕石の専門家とかが出て面白おかしく話を展開していた。


実はその瞬間、twitterで「先日ロシアで隕石事件があって多くのひとが怪我をしたのに不謹慎だ」と憤っている人がいて、ちょいとビックリした。そこにクレーム?
今、どの団体も何もかもクレーム対策でびくびくしているので、何もかもが小さくまとまってつまらない方向に進んでいくとしか思えない。
テレビ番組だって、いかに面白い物を企画するかの前に、いかにクレームが入らないかの会議時間の方が長いんじゃないかと。そりゃ面白い物なんてできっこないさ。
昔のテレビでも、例えばドリフの「8時だヨ!全員集合」とかでも「食べ物を粗末に扱った」などのクレーム、「言葉遣いが荒いので子供が真似して困る」から「カラス何故鳴くのカラスの勝手でしょ♪なんてデタラメの歌を子供が間違って憶える」などのクレームは付きまくった。

〈CM「ハウスシャンメン」〉

だけど親達がカッカする物の方が子供は大喜びする物。それは昔からの常識的な事。
でもこの手のクレームがテレビ業界を蝕み始めたのは70年代半ばから。
有名な物では1975年に即席ラーメン『ハウスシャンメン』のCMのコピー「私作る人、僕食べる人」が女性差別だとクレームにより放送中止となっている。料理を作る人が女性という思い込みを助長する悪質なCMという事らしい。もっとも、当時は「中ピ連」という威圧的な女性団体がこの手の騒ぎをアチコチで起こしていた時代なので、その流れでの事件となっている。
それが80年代になりクレーム事件が頻出する。「カルピスマークは黒人をバカにしている」とかもあった。色々な団体があちこちで活動していて「え?そこ」という部分にクレームをつけている。

〈きゃりーぱみゅぱみゅ「ふりそでーしょん」〉

最近あったのでは、きゃりーぱみゅぱみゅの「ふりそでーしょん」のPVで、ハタチになったというテーマなのでアルコールを飲む場面が出てくるのですが、そこに関して「一気のみを助長する映像だ、削除せよ」と飲酒事故などで子供を失った遺族らで作られた「イッキ飲み防止連絡協議会」という団体が物言いをつけた。
これに関してネット内では「アホかと」という類のコメントが大量に書き込まれている。自分もその映像でそこまで考えるのって凄いなあと思ってしまった。
それに対し、制作会社のワーナーは削除はせず、そのPVの所に『イッキ飲みは絶対にやめましょう!お酒は20歳を過ぎてから!(未成年者の飲酒は法律で禁じられています。)』と書き添える事で話を終わらせている。
でも実際の事を言えば、この手の団体にとってはニュースになる事、団体の名前や活動を広く知らしめる事である程度の成果を得たという事になる。今回の団体はそれなりに深刻な問題からスタートしている団体だとは思うけれど、きゃりーのPVにクレームを入れるみたいな活動はちょっと行きすぎ感もある。

今、どの業界もクレーム対象になる内容の怖さではなく、クレームが付いた後の対応など経済的なマイナス効果を怖れている。そして内容がどうあれ、イメージ低下も怖れている。そのためにクレームを受け入れやすくなってしまっているのも事実。
公共事業で始めた物を、たった数名のクレームだけで中止してしまった例もある。
なんにだってクレームをつけようと思えばクレームをつける事は出来る。物を制作する人にとっては受難の時代なのだ。

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